ACRS療法:PRP療法の進化版​
ACRSはPRPの進化形と位置づけられます。

約3時間の培養過程を経て、多種類の重要な生理活性因子を豊富に含むだけでなく、IL-1raやIL-4raなどの抗炎症サイトカインを活性化させることで、より高い効果を発揮します。

37℃の恒温処理により、各種サイトカインや成長因子が活性化され、人体の生理的および病理的プロセスに対する調節効果はPRPの15倍以上に達しています。これにより、従来のPRPと比較して、より効果的な生体修復が可能となります。
1
ACRS療法の効果
1.神経系疾患
パーキンソン病における運動機能の改善、アルツハイマー病に関連する認知機能の維持、脊髄損傷後の神経修復や再生の補助を目的とした研究的応用が行われています。
2.抗炎症および抗酸化作用
特定のサイトカインは抗炎症作用および抗酸化作用を有し、炎症反応や酸化ストレスによる組織損傷を軽減します。具体的には、免疫細胞の機能を調節して炎症性メディエーターの放出を抑制するとともに、フリーラジカルを除去して細胞の保護に寄与します。
3.免疫反応の調節
ケモカインなどの因子は免疫細胞の機能を調節し、生体の防御能力を向上させます。細菌や腫瘍に対しては、免疫細胞を病変部位に誘導し、免疫反応の効率を高めると同時に、免疫システムのバランス維持にも寄与します。
ACRS療法の効果
関節痛(関節リウマチを除く)

変形性関節症や外傷よる関節の炎症を軽減し、痛みやこわばりを和らげ、関節の正常な機能を維持することができます。運動外傷に対しては、損傷した組織の修復を促進し、炎症と腫れを軽減し、回復を加速させ、再発リスクを低下させます。​

2
3
毛髪成長:

毛包細胞に成長因子を投与し、毛包の修復と再生を促し、休眠中の毛包を活性化させます。同時に、毛髪の成長微環境を改善し、毛髪のしなやかさとつやを高め、枝毛や抜け毛を減らし、健康で豊かな毛髪を育みます。

顔への投与

肌の新陳代謝を促し、顔のくすみや小じわや乾燥じわ、ハリなどの問題を改善します。

肌のバリア機能を強化することで、肌を内側から緊密で満たされた若々しい状態を維持し、健康的で美しい肌を保ちます。

4
自己脂肪由来幹細胞培養上清液療法の治療の流れ
3
01 
疼痛部位や痛みの程度、原因を聴取します。​
02 診察
問診後、疼痛部位を診察します。​
03 採血
培養用の採血を採取、その後成長因子を増やす処理(約3時間)
04 疼痛部位への施注
局所麻酔後、疼痛部位へACRSを投与します。​
05 治療後の注意
当日シャワー可、翌日から入浴可。
問診